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シネマアナリスト八雲ふみねさんの連載コラムです。耳寄りの映画・ODS上映作品等についてご紹介していきます。

小松菜奈、菅田将暉、上白石萌音・・・神キャスティングで実現した『溺れるナイフ』には神カットが満載! 【八雲ふみねのシネマコンプレックス】

10月からスタートしました「八雲ふみねのシネマコンプレックス」。シネマアナリストの八雲ふみねが、映画・ODS上映作品について紹介していきます。

第4回は、11月5日(土)から全国ロードショーとなる映画『溺れるナイフ』を特集します。

破裂寸前!10代の心の内を鮮烈に描いたコミックが、ついに実写映画化。

東京でモデルとして活躍している望月夏芽。その人気絶頂期に、父親の故郷である田舎町・浮雲町に引っ越すことになる。東京から5時間も離れた土地での田舎暮らしは、自分が求めている刺激的な都会暮らしから大きくかけ離れていて、がっかりする夏芽。

しかし地元一帯を取り仕切る神主一族の末裔である長谷川航一朗(通称コウ)と出会い、彼の持つ不思議な魅力に心を奪われる。そしてコウもまた、この町では異質な輝きを放つ夏芽の美しさに惹かれていく…。

ジョージ朝倉の同名少女コミックを実写映画化した、青春ラブストーリー。破裂寸前の十代のこころと剥き出しの刃物のような青春の情景を多彩に描き、熱狂的なファンを獲得する作品だけに、製作が発表された時から、そのキャスティングの行方はSNSなどで話題となっていました。

主人公・望月夏芽を演じるのは、美少女モデルとして活躍、最近は女優としての活躍も目覚ましい小松菜奈。もう一人の主人公・長谷川航一朗を演じるのは、カメレオン俳優の名のとおりどんな役でも演じきる菅田将暉。そして航一朗の幼馴染、大友勝利役に重岡大毅、航一朗と夏芽の関係を神聖視する松永カナ役に上白石萌音。さらに気鋭のフォトグラファー広能晶吾役にドレスコーズの志磨遼平が抜擢されるなど、もうこの顔ぶれを見ただけで「90パーセント成功???」と言っても過言ではないほど、ナイスなキャスティングが実現しました。

これだけの神キャスティングだけに、鮮烈さを放つシーンが多いのも本作の魅力。夏芽とコウが自転車を二人乗りするシーンしかり、高校生になって垢抜けない中学時代からガラリと変化するカナの姿しかり、青春映画のワンシーンというよりもアートな写真集をめくっているような美しさで、思わずドキリとしてしまうコトも度々。

これは、メガホンを取った山戸結希監督の手腕が光るトコロ。男性監督が少女コミックを映画化した時に感じる“ほんわか甘酸っぱい”系の作風とは明らかに一線を隠す、10代ならではのヒリヒリとした感情を切り取っているところには、 女性ならではの感性が垣間見え、それが原作の持つ独特の世界観と見事な相乗効果を生み出しています。

一生に一度の恋、夏芽が求める“体を貫くようなまばゆい閃光”の先には何があるのか…。是非、映像体験してみて下さい!

溺れるナイフ
2016年11月5日から全国ロードショー
監督:山戸結希
原作:朝倉ジョージ『』溺れるナイフ』(講談社「別フレKC」刊行)
出演:小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音、志磨遼平 ほか
©ジョージ朝倉/講談社 ©2016「溺れるナイフ」製作委員会
公式サイト http://gaga.ne.jp/oboreruknife/

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