2017年4月現在の肩書は【株式会社ニッポン放送 ビジネス開発センターネクストビジネス戦略部副部長アナウンサー】!カルチャー情報サイト「yoppy」アイコン吉田尚記関連のあれこれをぎゅっと詰めました!

明治座の新感覚エンタテイメント『SAKURA -JAPAN IN THE BOX-』がスゴい!

2016年9月、日本橋に誕生した新しいナイト・プログラム、『SAKURA -JAPAN IN THE BOX-』。

日本舞踊や和楽器などの伝統芸能と、アニメーション・ゲームといったポップカルチャーを組み合わせ、日本の美しさや四季の移ろいを表現した舞台で、様々に表情を変える鮮やかな映像、目の前で繰り広げられるパフォーマンスやダンサーとの掛け合いなど、言葉に頼らない表現方法で、日本人だけでなく、外国人の方も楽しめる内容となっています。

 

さらに、専用のアプリと連動させることで、スマホ片手に参加しながら楽しめるというスペシャルな演出もあり、まさに新感覚なエンタテイメントです。

そんな『SAKURA -JAPAN IN THE BOX-』観劇直後の吉田アナに、感想を聞いてみました。

 

<吉田尚記 in 明治座『SAKURA -JAPAN IN THE BOX-』>

まず本当に面白かったなっていうのがあって。で、一番近いエンタテイメントは何かな?と思ったんだけど、多分シルク・ドゥ・ソレイユだと思うんですよ。でもシルク・ドゥ・ソレイユよりも倍の早さで物事が進んでいくような感じで、最初から最後までテンポよく見られます。

 

で、あと、本当に今までの舞台の技術を活かしつつも、新しいことやってる。まず、プロジェクションマッピングあんなにちゃんとやってる公演が、おそらくまだあまりない。それを明治座がやってるのがすごいなと思う。

 

あと、アプリとの連動って、いろんなところでやってて正直雑なのもあるけど、ここのアプリ連動は本気ですごかった。まず写真を撮っていいっていうタイミングをどうやって指示するかっていうときに、アプリの方からカメラをキックするっていうのは、新しい発想だったな~と思って。SNSの拡散を考えたら静止画を撮ったほうがいいっていう発想自体が、まずすごく面白いやり方だし。

(写真OKなときは、画面下にアイコンが出るんです)

さらに、場面場面でカメラにエフェクトかけにくるんですよ。歌詞がちゃんと出た上で撮ったりとか、桜吹雪が降りてきてる中で撮ったりとか、ディレイ付けてシャッタースピード遅くして撮らせてみたりとか。

いろんな面白い演出をカメラ側にもかけてくるっていうのは、新しいな~って思いました。

あと僕は日本語版で観てたから分かんなかったけど、おそらくストーリーの説明は、外国語版はきっと外国語で出てきてるはず。よく見ると、プロジェクションマッピング後ろの歌詞全部英語と中国語で出てきてるから、きっとアプリ上では歌詞とかも英語と中国語で出てるんだろうな。そういったアプリとの連動が、すごくちゃんと取れていました。

 

あと最後の最後に、本当に桜吹雪降らせるんですよ。今までさんざんARで降らせてたのに。

 

わざわざそんなことやるっていうのは、実はひとつ肝で、今まで一番AR使って上手くライブやっったのって、元気ロケッツの公演だと思うんです。どうやってたかっていうと、3Dの映像使ってのARだったんだけど、3Dのゴーグルを付けさせて、3Dの映像を見てる感じ。と同時に生のダンサーを横で踊らせてるんです。生のダンサーが踊ってるから、当然生の人を見てるわけなんですが、生の人を見てるって思うと、脳が「自分が見てるものは生だ」と錯覚するから、そこに3Dが来るとものすごいビックリするの。それと同じ肝を、この公演は抑えてると思う。そこも面白かったな~。

 

それと、昔の技術を活かしたってことでいうと、殺陣師は明治座縁の人がやってたそうで、だからチャンバラ部分すごい本格的で、めっちゃ良く出来てるなと思って見てました。

 

事実やっぱりそういうところも活かされているし、アニメーションも、いかにも素人が作ったようなものでなく、プロが作ってるな~と思ったらスタジオディーンだったりとか。

 

なんとなく乗っけてきた部分があまりない。みんなちゃんとやってたな~っていう気がすごくしました。なんとなくやってる感じじゃないものに、G-Rocketsみたいな技術がある人たちが乗っかってやってることが面白い。そしてそれを明治座っていう場所柄もあって、結構おじいちゃんおばあちゃんが観てるっていうのが面白い。

 

あと基本ステージ上に女子しかいないので、実はこれはアイドルファン向けコンテンツでもあるんじゃないかと。アイドルファンでも、楽曲派とかいろんなタイプいるんだけど、その中でいうなら、アイドルがどんなステージを繰り広げてくれるかっていうところに焦点が当たってるタイプのアイドルファンは、相当面白がれる。

 

僕は公演の始まりのうちに観にきたけど、これはひょっとしたらものすごい流行るかもしれないと本当に思います。これは今のうちに観にきたほうが、「あれ見たことあるよ!」って言える感じがするな~っていう気がしました。

 

全てにおいてベタ褒めだった吉田アナ。取材後は、いただいたステッカーを愛用しているパソコンに貼り、ご満悦の表情で帰っていきました!

新感覚エンタテイメント『SAKURA -JAPAN IN THE BOX-』。気になったあなたは、明治座まで、足を運んでみてはいかがでしょうか?

「SAKURA -JAPAN IN THE BOX-」

開催期間:2016年9月7日(水)~2017年3月31日(金)

開演時間:19:00/20:30(※日により異なります)

上演時間:70分(休憩なし)

会場:明治座 (東京都中央区日本橋浜町2-31-1)

公式HP: http://sakura-meijiza.com/

最新のアップデート

ニュースレター