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応援上映のキング、再び降臨!『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』【八雲ふみねのシネマコンプレックス】

シネマアナリストの八雲ふみねが映画・ODS上映作品について紹介する「八雲ふみねのシネマコンプレックス」。
第35回は、6月10日から公開となる『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』を特集します。

プリズムショーは、やっぱり素晴らしいっ!!

 

神浜コウジ・速水ヒロ・仁科カヅキによる男性3人組ユニット Over The Rainbow のライブでプリズムショーの魅力に圧倒されてしまった一条シン。

未来のプリズムスタァを夢見て、7人の新入生たちが学んでいる養成校エーデルローズに入学する。
しかし法月仁率いるシュワルツローズの陰謀で、エーデルローズは解散の危機に追い込まれてしまう。

Over The Rainbowはエーデルローズを救う為に活動を休止。
メンバーは個々の活動を続けることで自分自身と向き合い、仲間との絆を確かめていくのだった。

そんな中、ついにプリズムスタァの頂点を決める、プリズムカップの幕が明ける…。

昨年、全国14館で公開され、その独特な世界観や声援やペンライトOKの参加型上映「プリズムスタァ応援上映」で話題となり、異例の8ヶ月以上に渡るロングラン上映となった『KING OF PRISM by PrettyRhythm』。

続編を望むファンの声に応えて、続編となる『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』が公開。
待ち望んでいた方も多いのではないでしょうか。

キンプリの魅力はなんといっても、豪華絢爛なプリズムショー。
フィギュアスケート、歌、ダンスなどの要素がふんだんに盛り込まれ、ステップを踏むだけで足元がキラキラ輝いたり、虹がかかったり。
常識を覆す演出と躍動感あふれるプリズムジャンプに、胸が高鳴ります。

そしてキンプリと言えば、応援上映。
サイリウムを手に声を出してお気に入りのスタァに声援を送ったり、コスプレしたり、スタァの問いかけに答えてコール&レスポンスを成立させたり。
スクリーンの向こう側にいるはずのスタァたちとの距離感がグッと近くなるというありそうでなかったこの演出に触れた時は、あまりの斬新さに驚愕せずにはいられませんでした。

でも考えてみると、海外の映画館ではテンションが上がって歌い出す人もいれば、ヒーローがラスボスを倒すと観客から拍手喝采が起きるなど、観客が自由に映画を楽しんでいるんですよね。
ファンが積極的に上映に参加出来るスタイルは、今後もどんどん広まることに期待!です。

あなたが初めてプリズムショーに出会ったときの感動と煌めきがたっぷり詰まった本作。
前作以上にドキドキしてキュンキュン出来ること、間違いなしです。

「八雲ふみねのシネマコンプレックス」は、今回が最終回となります。
これまでお読みいただきありがとうございました。
引き続き「しゃベルシネマ」で映画コラムをお届けしていきますので、宜しくお願いいたします。


KING OF PRISM -PRIDE the HERO-
2017年6月10日から新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:菱田正和
キャスト:柿原徹也、前野智昭、増田俊樹、寺島惇太、斉藤壮馬 ほか
©T-ARTS/syn Sophia/エイベックス・ピクチャーズ/タツノコプロ/キングオブプリズムPH製作委員会

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