3月1日(水)、東京・南青山のAoyama Kitchenにて、前編がまもなく公開となる映画『3月のライオン』に出演する倉科カナ、清原果耶、新津ちせが“ひなまつり料理”づくりに挑戦した。
3人は、作中で主人公・桐山零を暖かく支える川本3姉妹(長女・あかり役:倉科カナ/次女・ひなた役:清原果耶/三女・モモ役:新津ちせ)を演じている。映画の撮影前には、ロケ地の民家に泊まり込んで一緒にカレーを作った3人が、本当の姉妹さながらに仲良く料理に取り組んだ。
料理経験について聞かれると、清原は「お菓子作りしかしないです。カップケーキとかブラウニーとか」と、新津は「年に3回くらいしかしないです。クッキーとか」と回答。
そして倉科は「たしなむ程度に…(自分で)食べられるくらいのものを」と謙遜したが、得意な料理を聞かれると、「南蛮漬けは妹が好きなのでよく作っていて、季節によって(種類が)変わるけど白身魚で」と答え、料理の腕を垣間見せた。
料理をしながらのトークでは、先週開催された完成披露試写会についての質問もあり、MCから「お父さんが新海誠監督ですが、映画を見てお父さんは何て言ってましたか?」と質問された新津は、「モモちゃん可愛かったって。・・・やっぱ(お父さんのこと)聞かれた―。聞かないでって言ったのにー」とちょっと拗ねたが、細かい作業に四苦八苦する2人を、バランスよく、そして手際よくサポートする姿に、取材陣からも笑みがこぼれていた。
料理中は、非常に繊細な作業も必要ななか、日ごろから「写経」をしていて細かい作業が好きという倉科の手さばきも光る。
そしていよいよ完成した、桐山零をイメージした“お内裏様”と、川本ひなたをイメージした“お雛様”の。
点数を聞かれた新津は「こっち(清原作・お雛様)が80点!こっち(倉科作・お内裏様)が100点!」と・・・
「やったー!」と喜ぶ倉科と、残念がる清原。「(お内裏さまは着物が)はがれちゃったからね」とフォローする新津。
そんな中、手毬寿司の試食タイムになると、顔を見あわせて「とてもおいしい!」と顔がほころぶ。そして、食べ始めると止まらない新津。
作中では、緊迫した対局シーンや人間模様が描かれるが、零の心も溶かした、この3姉妹による“ほっこりとした”空気との“緩急”が、とっても楽しみになってきた。
STORY 17歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、彼をめぐる人々の終わりなき冒険の物語。
中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。今、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける!
監督: 大友啓史 原作: 羽海野チカ「3月のライオン」(白泉社刊・ヤングアニマル連載)
脚本: 岩下悠子 渡部亮平 大友啓史 音楽: 菅野祐悟
出演: 神木隆之介 有村架純 倉科カナ 染谷将太 清原果耶
佐々木蔵之介 加瀬 亮
前田 吟 高橋一生 岩松 了 斉木しげる 中村倫也 尾上寛之 奥野瑛太 甲本雅裕 新津ちせ 板谷由夏
伊藤英明 / 豊川悦司
製作:『3月のライオン』製作委員会 制作プロダクション:アスミック・エース、ROBOT
配給:東宝=アスミック・エース
(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会 映画公式サイト 3lion-movie.com
【前編】 3月18日(土) 【後編】 4月22日(土) 2部作連続・全国ロードショー! |