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Da-iCE工藤大輝に聞く「アイドル論」

ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE」のリーダー工藤大輝は、実はアイドル・アニメ・ゲームにアツいオタクでもある。そんな工藤大輝と吉田尚記が、最近気になるアイドルから、音楽制作の仕方まで、好きなことを語りあいました。

3日目の今日は「工藤大輝のアイドル論」のお話。

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吉田:「松浦亜弥のオールナイトニッポン」で覚えてるのが、アイドル松浦亜弥にハプニングが起きた時にどういう対応をとったら正解かを募集するコーナーがあったのね。それで、洗面所で指輪を流してしまった時にあややとして何て言ったら正解かというと、「排水溝さん、召し上がれ」っていうのとかがあって、すごく面白くて覚えてる(笑)

大輝:今のアイドルだったら、地で言う子いそうですよね。

吉田:そういう「アイドル文法」を楽しもうっていう空気が、松浦亜弥さん前後から一気に出てきたよね。それまでも面白いとは思ってたけど、イジってはいけないんじゃないかっていう壁があった。それが取り払われてから、嗣永桃子さんみたいな人が出てきたんだよね。

大輝:ぶっとび系こそ真のアイドルという面もありますよね。

吉田:ちなみに今でもアイドルのライブ観に行ったりしてる?「わーすた(The World Standard)」の話とかよくしてるけど…

大輝:行ってますよ。この前も乃木坂さんのエコパ(静岡)に行きました。ちょうど自分の仕事が次の日福井だったので、寄れるな~と思って。

吉田:え?でも通り道ではないでしょ?(笑)

大輝:会社には「ぼく静岡寄ってから行きますね」って言い訳ができるなと思ったんです。(笑)

吉田:この前出た乃木坂46のアルバム(『それぞれの椅子』)すごかったよね。後半はもう秋元康さんが小説書いちゃってた。これは1冊の小説だ!みたいな。

大輝:乃木坂46さんの楽曲は、ひとつ突き抜けてます。楽器の並びが他とは違うというか、ピアノがメインで、乃木坂らしい打ち込みがあって。冒険する時はシンセを使ったりするんですけど、基本はピアノでイントロなんですよね。で、欅坂46さんは絶対ギターなんですよ。坂道シリーズはギターとピアノで分かれてる。どこをメインに聞かせてるかって意味でですけど。

吉田:たしかに!ゆるダンス系はAKB48が持って行ってるもんね。

大輝:そうですね。だから乃木坂46さんが「ガールズルール」を出した時は「AKBっぽい」ってネットに書かれたりしてたんですけど、それはピアノの乃木坂46っぽさが無かったから。イメージの問題なんですよね。

吉田:もしかしたら、アイドルの音楽性って、音色(おんしょく)で決まるのかもしれないね。

大輝:そうだと思いますよ。ぼくPerfumeさんも好きで「ビタミンドロップ」でハマったんです。その時、あの8bitのピコピコ音を他にやっている人がいなかったから「ヤバい!」と思って追いかけてたんですけど、ずっとエレクトロを突き通した結果、ドンって売れましたよね。それもイメージだと思うんです。エレクトロ= Perfumeってみんなが思ったから成立した。そのジャンルを作ったもん勝ちなんだと思います。

吉田:アイドルって、ひとつ音楽のジャンルを確立しないと最終的に勝ち残らないよね。みんな最後は歌を聴きに行ってるんだよね、きっと。ハロプロも、つんく♂さんを聴きに行っていて、今はつんく♂さん以降、中島卓偉くんが入ったことで、第二の面白い波が来た。

大輝:あれはすごいですよね。Youtubeでハロプロの制作映像を見てると、「ここはこう歌って」とかディレクションしてる人の声が入ってるんですけど、それがつんく♂さんの声にしか聞こえなくて。きっとつんく♂さんのやり方が脈々と伝わっているんだろうなって思います。

吉田:つんく♂さんはよく最終的に宝塚みたいになりたいって言ってるんだよね。宝塚のその先は、歌舞伎だと思う。市川團十郎がこの世にいなくても、受け継いだ2代目・3代目の役者には「團十郎っぽさ」があるみたいな。もしかしたら今もう「2代目つんく♂の時代」にきているのかもしれないね。さらに、いい意味でつんく♂さんじゃない人が受け継いでいくことで、どんどん新しさも入ってくる。

大輝:モーニング娘。’16さんの「泡沫サタデーナイト!」を作曲した赤い公園の津野米咲さんもハロプロをずっと聴いてきた人だから、ハロプロの凄さを把握したうえで作っているのが分かりますね。すばらしい作家さんだと思います。

吉田:僕は昔から東京パフォーマンスドール(TPD)の追っかけをやってるんだけど、TPDの番組や作品にも関わってるドルオタの笹沼さんというベテランの放送作家さんがいるんだけど、その人が「ロックやヘビメタを聴いている人は精神を病む人が多い」っていうニュースについて話をしてたのね。それで言ってたのは「天下を取るにはロックはダメだ」ってこと。ロックやメタルはカウンターのニオイがする(=メジャーではない)のに対して、踊りのない文化というのは歴史上ほとんどない。だから「ロックは嗜好品で、ダンスは必需品」なんじゃないかって言ってたんだよね。考えてみればダンス(踊り)は大昔からあるけど、ロックは戦前とか100年くらいの歴史しかない…。30年アイドルを見続けてきた笹沼さんはそう言ってた。

大輝:なるほど。僕思うんですけど、今の曲制作の人たちって、R&Bとか色んなジャンルが流行りだした時代に音楽を聴いていた世代が多くて、そういう人たちが「あの時流行っていたものを取り入れよう」とか、「自分がやったらどうなるんだろう」という思いで制作することが多い。その影響で実験的なアイドルが最近多いんじゃないかって思うんです。でも、それはいいんですけど、それを分かってくれる人がどれくらいいるか?っていうジレンマも存在するなって。

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気になる対談の続きは、また明日。「面白いものを作るには友達は要らない・・・!?」というお話について2人で語り合います。お楽しみに。

吉田尚記アナウンサー発案!「Hint」!
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