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吉田尚記のコミパラ!with里崎智也

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける”マンガマニア”で、「マンガ大賞」の発起人でもあるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーと、元千葉ロッテマリーンズのキャッチャーで漫画好きな里崎智也さんが、毎週1冊オススメの漫画を紹介する番組です!この番組を聴けば、アナタもお気に入りの作品に出会えますよ!

【WEB限定】命の大切さと尊さを教えてくれる感動作!『透明なゆりかご』!里崎智也「ひょっとしたら、“お母さんの教科書”みたいな漫画の1冊になるかも分からないですよ。」

年間約500冊の漫画を購入する生活を20年以上続ける“マンガマニア”で、“マンガ大賞”の発起人でもあるニッポン放送アナウンサー吉田尚記と球界きっての“漫画好き” 里崎智也さんが毎週1冊オススメの漫画を紹介する「講談社presents 吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也」

この記事では、ナイター中継延長の関係で、オンエアされなかった第7回の模様をお届けする。
ページ下部には、WEB限定で音源もアップされているので、そちらも合わせてお楽しみ頂きたい。

第7回目にご紹介したのは、偶数月の13日に発売のマンガ誌『ハツキス』にて好評連載中の『透明なゆりかご』(著:沖田×華)!

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今回、ご紹介する『透明なゆりかご』は、作者の沖田×華先生の実体験も反映されているようで――。

吉田:漫画の凄いところって気軽に読んでいるといつの間にか
   とんでもない真実に触れているみたいな瞬間があるじゃないですか!

里崎:ありますね!

吉田:今日の作品は、まさにそれです!今日は、『透明なゆりかご』という作品でして、
   (副題が)『産婦人科医院看護師見習い日記』っていう。作者さんが沖田×華先生。
   今までにもかなり変わった作家さんだったですよ。
   元々、自分が普通の子と同じように生活できない問題児だったことがあるとハッキリ言っていて、
   それで色々とクリニックとか通ったけど、周りに理解されなくて、
   凄い辛い思いをした子供の頃の話とかをいっぱい描いていたんですよ。
   いっぱい描いてて、やっぱり他の人と違う目線で物事を見てたらしくて。
   凄い早い段階ですよ!高校生の段階で産婦人科でバイトをしてたっていうことがあって、
   そのときのことを本当のことも描いていると思うんですけど。

『透明なゆりかご』は、回を追うごとに「多くの人に教えたい」「読んでほしい」と読者の方からの反響が大きくなっていき、現在は、色んな漫画配信サイトでも高い人気を誇っている。

吉田:エピソードが1話完結でいっぱい詰まっているんで、もし、
   バイトしてたんだとすると高校生時代が7~8年ないと追いつかないくらいの――……。

里崎:ノンフィクション的なやつも入っているってことですよね?

吉田:多分、取材はメチャクチャしてると思います!取材は、物凄いされてると思うんですが。
   漫画ってもちろん、僕は今、単行本が手元にありますけど、
   電子漫画で一冊ずつ買って読む人もいるし、あと1話ずつバラバラにして、
   いわゆる漫画系の配信サイトで配信されていたりすることもあるんですけど、
   どのランキングでも必ず上位!

『透明なゆりかご』の舞台は、“産婦人科医院”ということで、物語のテーマもその舞台に沿ったものとなっている。

吉田:一番、根本的なところからいきましょうかね。
   そもそもが今、日本の――、色んな考え方があると思いますけど――、
   死因の1位は何か?亡くなる人の数が一番多いものは何か、と考えて、色々思いますよね。
   癌かな?とか事故で亡くなる方が多いのかな?とか――……

里崎:癌かなって思いました。1位っていったら。

吉田:そんな感じしますよね? 事実、そういう数え方もある。
   色んな統計のやり方があると思うんですけど。
   これは、そういう統計に入れて良いのか分かんないですけど。
   1位は、“中絶”であるという考え方もある訳ですよ。
   “中絶”のときに母体がという訳ではなく、産まれると言っていいのか分かりませんが、
   お母さんのお腹の中を出てくる前に、色んな都合で産むことが出来ないので、
   いわゆる堕胎してしまうという方が一番多いのではないかというところに、
   この柔らかい絵で焦点が当たっているのが、この『透明なゆりかご』という作品なんですよ。

“産婦人科医院”が舞台ということで、そこで繰り広げられるのは、出産や中絶など命にまつわることが多く、“命の大切さ”を感じることが出来る作品となっているのだが、吉田アナウンサーは、「それだけじゃない!」と主張する。

吉田:これ、色んなこと言えるんですよ!この漫画って、これで命の大切さをとか、
   そりゃ、もちろんそうなんだけど、逆に言うと命の大切さというのは、簡単に言いますが、
   そのときにお母さん側も命懸けなんですよと。
   そのお母さんと子供の命って“命の大切さ”って言葉一言じゃ言えないでしょ!
   ってことを口で喧々諤々してもしょうがないやつって、やっぱね物語で読むしかないんですよ!

最後に、里崎さんが『透明なゆりかご』にとても素晴らしい“キャッチフレーズ”を付けた。

里崎:お子さんがいるお母さん方には、「そうそうそう!自分もそういうの体験してきたわよ!」
   って話もあれば、まだ未婚の女性とかこれから赤ちゃんを産む女性にしては、
   「そういうことが起こっているんだ」っていう、そういう認知とか色んな世界を知ることが出来る。
   ひょっとしたら、“お母さんの教科書”みたいな漫画の1冊になるかも分からないですよ。

吉田:凄い!里崎さんが綺麗にキャッチフレーズを付けてくれて、
   「その通り!」っていう感じなんですけど。
   もう1個、やっぱり思うのは、みんな1回、産まれている訳じゃないですか?
   産まれてるときに全員、こういうドラマがあんだよねって思うと「うーわ!すげぇ!」って思うのと、
   娘いるんですけど、娘と奥さん見てて、本当に色々、何だろう、
   「有難うございます」って普通は思う。
   僕も思うんだけど、「有難う」のあとに色々と「すいません」って思うんですよ。

里崎:あっはっはっは(笑)

最後に、吉田アナウンサーは「必ず読んで頂きたい!」と太鼓判を押した。

吉田アナウンサーと里崎智也さんが『透明なゆりかご』(著:沖田×華)を紹介している模様は、こちらからWEB限定版として聴くことが出来る!是非、お聴き頂きたい。

偶数月の13日に発売のマンガ誌『ハツキス』にて好評連載中の『透明なゆりかご』(著:沖田×華)は、現在、第5巻まで絶賛販売中!